外壁塗装色シミュレーションアプリ「カタリノ」 - スタッフブログ - 住宅リフォーム営業のプロ用ソフト「リフォームクリック」
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ブログ:ReformClickスタッフによるブログ

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昔から「何色が好きですか?」。と聞かれると
緑色が大好きですと答えていました。
田舎育ちで自然に包まれていた人間が都会に出た事で
緑が懐かしく思えたのかも知れません。
最初に購入した車も、モスグリーンのメタでした。

色の世界は色見本で検査をしても難しい世界です



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前職では車の製造に携わり、組み付けるフェンダーの色検査をやった事が有ります。
塗装から上って来たフェンダーが既定の色で仕上がっているのか検査するのです。
車のボデイーが2トンカラーで別々に塗装されたフェンダーを組み付けた際に
色が一体に見えなければなりません。
基準マスターの色見本と比較検査してOKを出し出荷するのですが
ボデイーに組み付けた際に色違いのクレームとして返ってきました。
人間の目を基準にした比較検査なので色違いと言われても正直納得の行かない物でした。
時代と共に技術が進み色彩計でR,G,Bのデジタルデーターで管理する事になり
人間の五感に頼る検査から解放された事を思い出します。

外壁塗装の色基準は日本塗料工業会の色見本が基準



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写真合成ソフト「カタリノ」を使って外壁塗装色の登録する為に
日本塗料工業会に電話して「色見本のデジタルデーターは有りませんか?」。
と問い合わせたところ、「色の世界にデジタル基準など無い」と言われました。
日本塗料工業会から出されている色見本が基準で、その他の基準は無いそうです。
今の時代でも目視による比較確認しか使ってない事におどろきながらも
無い物は仕方がないので、色見本からカタリノの外壁塗装カラーバリエーション登録作業を行い
商品として使える様に準備しました。
作業をしながら昔の目視による比較確認とは古やり方とは思いましたが
郷に入っては郷に従えと申します。
その業界のやり方に従うしかありませんでした。

塗装色の人間の目視検査は環境に大きく影響される



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車の塗装色とか外観の確認は決められた環境で行なわれます。
テレビなどで見た事が有ると思いますが
工場から車が完成して出て来る処には、縦に何本もの蛍光灯が並べられていて
車体のひずみや、塗装色の色むらなどを確認します。
誰が検査しても同じ環境なので誤差を少しでも小さく出来るのです。
建物の外壁塗装となると色合わせが難しいだろうと思いました。
朝日を浴びた午前中と、陰になる午後では全く別の色に見えるのでは?
大きな家だと塗装色の目視による比較確認だと大変だろうなと思いました。
そこには、長年この仕事をやってこられたプロの経験から対応出来るのだと
想像出来ます。
色々なホームページを見せて頂くと色見本を基準に色を決めて
A3ぐらいのテスト版に外装塗装色を塗った確認板を作成してお客様の環境で
見てもらう様な努力をされています。
お客様に納得して頂く為この様な手間の掛かる準備も必要なんですね。
時代の技術と共に若い新人でも出来るような
デジタルデーターの活用が進めば良いと思いました。

まとめ



見積り書

写真合成ソフト「カタリノ」は外壁塗装リフォーム後のイメージを
具体的にお客様にイメージして頂くシミュレーションアプリです。
日本塗料工業会の色見本を参考に外壁塗装色を登録してあります。
しかし、写真を撮影される環境によって色が微妙に違う事も有りますので
あくまでもお客様に完成後のイメージに近い画像を提供させて頂く道具だと
考えて下さい。
それでも短時間にイメージ提案できる「カタリノ」は使える提案ツールです。
カタリノの詳細はこちらへ

外壁塗装色シミュレーションアプリ「カタリノ」